介護福祉士資格取得にかかる費用
2018年08月08日
皆様、こんにちはアドバイザーの山田です。
介護福祉士の資格取得を目指して日々頑張っていらっしゃる方も多いと思います。
そこで今回は介護福祉士の資格を取るにはどんな方法があるのか、
またどのくらいの費用がかかるのか、
簡単ではございますがご説明させていただけたらと思います。
介護福祉士の資格を取得する為の方法
介護福祉士の資格を取得するには以下の方法があります。
・実務経験ルート ・福祉系高校ルート ・養成施設ルート ・経済連携協定ルート
以上の4つの取得ルートがあります。
詳しくは、こちらをご参照下さい→http://www.sssc.or.jp/kaigo/shikaku/route.html
今回は、働きながら資格を取得する「実務経験ルート」について、どの程度費用が必要なのかをご案内致します。
働きながら介護福祉士資格取得!
働きながら介護福祉士の資格を取得するには、
「実務経験3年以上、実務者研修修了」が必須となります。
そこで「実務者研修」の工程及び費用についてご説明させていただきます。
実務者研修については合計450時間のカリキュラムとなっております。
また、実務者研修にかかる期間としては概ね1か月半~1年程度となります。
※初任者研修修了者(旧ヘルパー2級)の方やヘルパー3級、資格のない方などお持ちの資格によって期間は変わってきます。また、介護職員基礎研修を修了の方については上記よりも更に短期間となってきます。
では、いったいどれくらいの費用がかかるのか・・・。
概ね3万円程度~15万円程度になっております。
※初任者研修修了者の方は概ね10万円前後になるかと思われます。
※あくまで目安ですので講座や保有資格によって違いがございます。
詳しくは実施されている事業所にお問合せ下さい。
・介護福祉士取得までの参考費用
≪実務者研修にかかる費用≫
概ね30,000円~150,000円
≪介護福祉士国家試験受験費用≫
13,140円
≪介護福祉士国家試験に合格した後にかかる費用≫
介護福祉士登録費用 収入印紙 9,000円+登録手数料3,320円
※その他郵送代や振込み手数料等かかります。
介護福祉士の資格を取得にかかる総額費用として・・・。
概ね、55,460円~175,460円となります。
こんなに払うことは出来ない。資格取得はあきらめようか。
と思われた方もいらっしゃると思います。
ここでは、そんな方に資格取得の助成金についてもいくつかご案内致します。
介護福祉士資格取得に関する助成金
・教育訓練給付金制度
仕事に必要な資格や技術を学ぶために、厚生労働省が指定する教育訓練施設に通うと、学費を国が補助してくれる制度です。
100,000円を上限に、学費の20%が支給されます。
制度を利用するには、雇用保険の一般被保険者期間が3年以上ある、あるいは、雇用保険の一般被保険者期間が過去に3年以上あり、かつ受講開始日が離職後1年以上であることが必要です。
ご自分が補助金の対象になるかどうかは、管轄のハローワークで確認できます。
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_education.html#kyouiku
上記の制度につきましては、受講されたところからご案内もされます。
・実務者研修受講資金貸付事業
島根県社会福祉協議会が実施されている貸付給付事業がございます。
200,000円までの貸付となり、指定の期間内に介護福祉士受験に合格し登録したうえで、介護福祉士として一定期間島根県内で就業されれば貸付の返還を免除されるというものです。
あまり知られていない方も多いかと思います。今後も島根県内で介護福祉士として介護業界で働いて行こうと思っていらっしゃる方には有益な制度だと思います。
募集が平成30年6月から始まっております。資格取得をお考えの方はこの制度を使われてみてはいかがでしょうか。
※実務者研修が4月から始まり受講を修了してしまっている方も対象となるそうです。お問合せされてみてはいかがでしょうか。
https://www.fukushi-shimane.or.jp/about/about/fukushi.html
いかがでしたでしょうか。
介護福祉士の資格取得に向けて少しでも参考になればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。